画像は昨日の朝食です。半額の焼きそばパンとホットドッグ、頂き物の商品券で買ったスイカで計 148 円。
さて、先日読了した「ジェイソン流 お金の増やし方」を振り返りながら今回もメモ。
FIRE する目的
「FIRE」という単語がある。去年あたりからよく聞くようになった言葉です。Financial Independence and Retire Early の略で「経済的自立と早期リタイア」という意味だそう。
ジェイソン氏の本を読むと、どうやらこの FIRE というのは別に「億り人になって贅沢三昧な暮らしをする」みたいなイメージだけではないらしい。定義じゃないんだけど、
年間支出の 25 倍の資産があってそれを年利 4 % で運用して、その運用益で生活
できれば FIRE なんだと(4 % ルール)。
これもまた自分にあてはめてみると、年間支出は 200 万円くらいだろうか(自宅ローン完済後)。25 倍すると 5000 万円。確かにそれを年利 4 % で運用すれば年間支出と同じ 200 万円になる。
ただ自分の場合、体が動く限り週1日程度の労働は続けるつもりなので(今の仕事だと週一で月に 10 万円前後)、それを生活費に回せばたったの(?)2千万円で FIRE ということになる。偶然か、前回話した自分の「必要老後資金」と同じ額だった。そして購入した自分の家が全部で2千万くらいだったのでビミョーな気持ちにも。。
実際、このような「サイド FIRE」「ゆるセミリタイア」を目指している・実践してる人は多いように見える。自分はそうだが、この「サイド FIRE」の目標はストレスなくゆるく暮らすことだろうか(その意味ではもう達成しちゃってるような気もする)。
QOL(幸福度)とのバランス
厚切りジェイソン氏の場合はワーカホリックというか自身の才能と市場価値も高いので、資産にはずっと手を付けずにやりたい仕事を選んで、機があれば新しいビジネスチャレンジを続けていくようである。その倹約生活と投資にはゴールは無いようだ。よほどの事がない限り投資した資産には手を付けずに、死ぬまで?長期運用を続け、自分の資産も3人の娘が引き継ぐことになるだろうと言っている。
・・それもなあ。。ジェイソン氏の場合、節約が楽しくて楽しくてそれ自体が趣味なんだろう。有名な投資家のバフェットと同じタイプで、信仰に近い倹約。
で、昨日は厚切りジェイソン氏が「リベ大」の学長と対談してる動画があったので見てみた。分かりやすい。二人とも頭良さそうでした。
ジェイソン氏、本の中で、コーヒーが大好きで1日2リットルくらい飲むんだけど「業務スーパー」のインスタントコーヒーを溶かしてペットボトルに詰めてそれを飲んでいる、と言ってるんだけど動画の中で本当に飲んでた。
リベ大学長もそのへん他、ちょっと極端過ぎなんじゃないかと突っ込んでいる(ジェイソンも本の中で「もちろん不味いよ!」って言ってるけど)。
外食も滅多にしないらしい。金あるんだから、たまにはお子達をせめて回転寿司か焼肉チェーンにでも連れてってやれよとか思ってしまった。ジェイソン氏も全部マネすることはないと言ってるけど、ほとんどの人にはアレを完コピするのは無理筋だろう。
節約生活やシンプルライフ、ミニマリズムにも程度がある。ひよこ流の場合、節約も働くことも自分が「ガマン」とか「ストレス」を感じないギリギリのレベルにラインを引いている。先のコーヒーの話の場合、インスタントの「ネスカフェ ゴールドブレンド」が味と簡易さのバランスで自分にベストだと判断して愛飲してる。
ゴールドブレンドってインスタントコーヒーの中では結構高いんだけど、そのくらいはいいかなっていう。昨日「ドトール」のインスタントが安かったんで浮気して買ってみたんだけど、全然お店の味じゃなくて正直不味かったんですよ・・数百円ケチった結果、この先1ヶ月くらいコーヒータイムの幸福度が少し落ちるわけです。。
だから「何がなんでも1円でも安く!」とか「爪に火を灯すような」みたいなのは違うんよね。生活の QOL や幸福度、自分の満足度が下がってしまったら節約も意味が無い。ジェイソンさんの場合、それが幸せで安心なんだろうけど、各人のスタイルがあるって事だろう。
・嗜好品は完全には絶たず工夫して楽しむ
・耐久消費財(長く使う物)は愛着のわく物を選ぶ(どうしても Apple じゃなきゃダメなんだw)
・やりたい趣味があれば初期投資は出せる範囲で惜しまない(カメラ・車など)
ひよこ流節約と消費スタイル、現時点ではこんな感じでしょうかね。
続く
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